READYMADE フィールドパック - ヴィンテージの解体→再構築が唯一無二の「本物」を生み出す

READYMADE FIELD PACK

READYMADE(レディメイド) フィールドパック - ヴィンテージの解体→再構築が唯一無二の「本物」を生み出す

効率化を頑なに否定し、アナログなモノ作りでコアなファンを魅了する〈READYMADE〉のラグジュアリーなフィールドパックをチェック

キャッシュレス化が進み、スマートフォンとクレジットカードさえあれば外出時に困ることはほとんどない今の時代(クレジットカードすら不要で、財布を持ち歩かない人もいるだろう)、モノを持ち運ぶという行為自体が大きく変化しつつある。何もかもがコンパクトになり効率化が推し進められるAI時代において、〈READYMADE(レディメイド)〉が作る本格的なミリタリー・フィールドパックはまさに異彩を放つ存在だ。前時代的なアナログ感と高いファッション性でコアなファンを魅了するこのバッグに詰まっているのは、無駄の中にある本質的なラグジュアリー性。自身のブランドに反戦のメッセージと大量生産へのアンチを掲げるデザイナー、細川 雄太氏による独創的なアプローチが光るフィールドパックの魅力を探る。

READYMADE FIELD PACK FIELD PACK ¥433,400 READYMADE
READYMADE FIELD PACK FIELD PACK ¥433,400 READYMADE
ヴィンテージのアメリカ製MAIL POST BAGを解体して再構築したフィールドパックは、本来は軍の支給品であるという出自にリスペクトを払い、屈強かつ堅牢に作られる。ミリタリーを前面に押し出したオリーブドラブの野性味あふれるカラーリングと、ヴィンテージファブリック特有の枯れた質感や色褪せ。そしてもちろん、二つとしてまったく同じものがない希少性も本アイテムの大きな魅力だ。「洗練=ラグジュアリー」という一般的な図式から見事にはみ出した本格仕様でありながら、高感度なファッション好きしか手を出さないという矛盾の強さも〈レディメイド〉らしい。
また、デイリーユースだけではなく数泊程度の旅行にも対応できる幅35cm×高さ47cm×マチ12cmの絶妙なサイズ感にも注目したい。確かに持ち物は少ない方が楽だけれど、容量の大きさは絶対的な安心感を与えてくれる。いつどんな時でも大抵のものは放り込めて両手が空くフィールドパックは、戦場の兵士だけではなく、都市生活を送る私たちにとっても非常に機能的なアイテムと言えないだろうか。ミリタリー由来のアイテムらしく、摩耗しやすい箇所はより堅牢な素材を使い、補強のためのリベットを打つなど、タフであることに重点を置いた確かな作りも嬉しい。
都市で使うにはオーバースペックなほどの機能性と容量を備える〈レディメイド〉のフィールドパックは、わずか1点のみ販売中。気になる方は売り切れる前にこちらから詳細をチェックしてみよう。