THE男子会Episode 9【新連載始まるよ!】

THE男子会Episode 9
【新連載始まるよ!】

世に言う傑作品(マスターピース)が、必ずしも自分に当てはまるとは限りません。

“逸品”や“定番”、“傑作品”というキーワードは、昔からファッション雑誌のヒットコンテンツでした。
それらは目まぐるしく変化するトレンドアイテムとは違い、いつの時代であっても“間違いなし!”というお墨付きが与えられたモノ。
人気ブランドや人気デザイナーとのコラボなどで題材になる事も多いので、皆さん既にご存知のモノも多々あるかと思います。
そんな中から、THE男子会メンバーたちならではの視点で「今だったら?」を検証していくのがこちらの連載企画。
まずはメンバーたちにとってのマスターピースをご紹介させて頂きます。

ーワードローブ=マスターピース?ー

前回までH.I.P. by SOLIDOにて“究極のワードローブ”と題して製品化までをシリーズで展開していますが、
Episode 5でご覧頂いた“出張ワードローブ”然り、今考えてみると、ワードローブってそのほとんどが実は自分にとっての
マスターピースなのでは?と思えてきました。
今回3人がそれぞれご紹介したモノがその事を物語っているように感じます。
先に総括すると、マスターピースに選ばれる基準は“間違いないから安心できる”に尽きるのではないでしょうか?

ー北原のマスターピースはいつも通り(笑)ー

ご覧頂く皆様には申し訳ないくらい、代わり映えの無いラインナップ...
ですが、マスターピースとはこういうもんです(開き直り!)。
誰もが身に付けたことがある、または知っているブランドですが、当時のまんま、ではありません。
歴史や伝統、アイコニックなデザインは受け継ぎながら、いくつかのアップデートが施されているのがポイントです。
ルイスレザーズはパターンも変化していれば、素材も特注のディアスキン。
リーバイス®もパターンが現代的になっており、ストレッチも付与。
コンバースはゴアテックスを使用。
スタイル的に言えば1950年代に完成されたものですが、その普遍性が大きな魅力のひとつと言えます。

 
 

ーアクセサリー(小物)で揃えたサトシーノー

カジュアルでもドレスでも使える小物をチョイスするあたり、実にサトシーノっぽいです。
動画内ではまだ己のスタイルが固まっていないと言っていましたが、個人的にはそれだけ振り幅があるのだと思います。
凝り固まるのも如何なものかと己を見つめ直してしまいました(笑)。
あと印象的だったのがレイバンのウェイファーラーの話。
若い頃は似合わなかったけど、今ならイケる。
マスターピースあるあるです(笑)。
外見もそうですが、内面的な自己の成長も大いに影響するのでは無いでしょうか?

ー櫻井アニキはトレンド感も重視ー

アニキはアニキで「らしいな」と思わせるセレクトでした。
誰もが知っているオーセンティックでクラシックなアイテムがベースですが、しっかりと「今」を感じさせる。
人気のブランドやデザイナーたちも世に言うマスターピースの影響は必ず受けているはずなので、
そういったアイテムへの思い入れがコラボやサンプリングという形で現れる。
当然ながら「今の時代感」が反映されるので、不思議と「今っぽく」見える。
誰もが取り入れやすいマスターピースの好例です!

 
 
 
 
 
 

THE男子会メンバーたちのマスターピースはいかがだったでしょうか?
次回「男のマスターピースを斬る!」はスペシャルゲストが参戦予定!
その前に、連載の2本目となる「買えるラグジュアリー」の初回をお届け致します。
どうぞお楽しみに!

STAFF

Edit & Text by TETSUO KITAHARA