この春にリブランディングを行った〈SEAGREEN（シーグリーン）〉からは、リゾート感あふれる2種類のオープンカラーシャツをセレクト。ポップなパイピング柄が目を引くHAMAGURI GAUZE SHIRTS（28,600円）は、その名の通り、ハマグリを刺繍で表現した遊び心のある一枚。生地にはオーガニックコットンを使用したダブルガーゼ素材を採用しており、ふんわりとした肌触りが特徴だ。クラフト感あふれる装飾と相まって、一枚で夏の主役になること間違いなし。

一方、表地と同系色の柄が落ち着いた印象のGOURD PATTERN LAWN CLOTH SHIRTS（28,600円）は、パナマ組織でひょうたん柄と小さなハート柄を表現。同系色の異なる組織で織り込むことで柄の深みを出すとともに、大人のリラックス感を演出している。非常に薄い生地でできているため、暑い夏でもストレスなく着用できることもポイントだ。ちなみに2種類ともセットアップのパンツも用意があるため、気になる方はチェックしてみよう。

日本有数のニット産地、新潟県五泉市にて50年以上の歴史を持つ〈UMEDA KNIT〉が展開する〈WRAPINKNOT（ラッピンノット）〉から、その技術を惜しみなく活用したニットシャツCheck pattern knit S/S shirt（36,300円）が登場。このシャツは素材使いが最大の注目ポイントで、ポリエステル64％、コットン15％、リネン13％、キュプラ7％、ナイロン1％と、これでもかというほどに異素材をミックス。単調になりがちなブラックでも、ラグジュアリーな立体感を際立たせることに成功した。また、マルチカラーのチェック柄（ブルーとグレーの色が交差している部分）に注目すると、色が溶けだしたような編み方をしており、細部まで職人のこだわりを感じることができる。

最後は、エディトリアル内でも幾度となく紹介してきた〈NEEDLES（ニードルズ）〉の定番シャツ2型をご紹介。清涼感漂うジャカード織りが特徴的なCabana Shirt（19,800円）は、インドで制作された独特な織柄のパワーで、着用するだけで一気にリゾート気分に。やや長めに設定された袖とボックスシルエットの相性は抜群で、フロントのポケットが実用感もプラスする。

美しい光沢感が目を引くCowboy One-Up Shirt（28,600円）は、カウボーイシャツで採用されるウエスタンヨークや、スナップボタンを春夏らしいオープンカラーシャツに落とし込んだ一着。今季はショーゼット生地を使用し、ドレープ感と光沢感をプラス。着るだけで涼しい夏を過ごせそうだ。