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SUGARHILL - 「今着られる」古き良きクラシック
2023.06.09
デニムという超普遍的な素材を使った洋服を新たに買い足そうとする場合、懐古主義に走るかファッション性を追い求めるかの2択を迫られることが多く、この両極端な振り幅が時に私たちを悩ませる。〈SUGARHILL(シュガーヒル)〉は、デニムに新しさとクラシックを両方求める洋服好きのスタンダードになり得るブランドだ。文化学園大学とニューヨーク州立ファッション工科大学(FIT)で衣装デザインと縫製技術、メンズウェアのデザインとパターンメイキングを学んだ1995年生まれのデザイナー、林陸也が2016年に設立した〈シュガーヒル〉は、古き良きデニムウェアを新しい視点で再解釈し、東京のファッションシーンに新鮮な風を吹き込んでいる。
FADED DENIM JACKET TYPE2 ¥52,800、FADED CLASSIC DENIM PANTS ¥46,200 SUGARHILL
CLASSIC DENIM JACKET TYPE2 ¥42,900、CLASSIC DENIM BELL BOTTOM ¥36,300 SUGARHILL
ストリートの定番であるデニムのセットアップは〈シュガーヒル〉がもっとも得意とするところ。1950年代の〈LEVI'S®(リーバイス®)〉507XXをモデルに作られたFADED DENIM JACKET TYPE2とCLASSIC DENIM JACKET TYPE2は、昔ながらのデザインを踏襲しながらミリ単位でシルエットなどを調整。デニムパンツはリアルな色落ち加工が光るワイドストレートタイプのFADED CLASSIC DENIM PANTSと、〈リーバイス®〉684をモチーフにしたベルボトムタイプのCLASSIC DENIM BELL BOTTOMをセレクト。いずれもジャパンデニムの聖地である岡山県のファクトリーで開発されたデニム生地を使用し、長年穿きこむことで最高のエイジングに成長する。
また、デニムジャケット、デニムパンツともにクラシックな月桂樹ボタンを採用している点にも注目したい。第二次世界大戦中、物資統制の影響でジーンズにも軍衣料に用いられる汎用的な月桂樹ボタンが使われていたことは、デニム好きであればご存じだろう。〈シュガーヒル〉は「大戦モデル」と呼ばれる時代の月桂樹ボタンを使うことでヴィンテージの風合いをミックス。ちなみにデニムパンツのウエストにはシンチバックを採用することで1910年代のワークウェアのディテールを採り入れ、ヴィンテージ・ディテールへのこだわりを表現している。
OMBRE PLAID OPEN COLLAR BLOUSE ¥39,600、FADED BELL-BOTTOM DENIM PANTS ¥49,500 SUGARHILL
OMBRE PLAID HALF SLEEVE BLOUSE ¥35,200、FADED BELL-BOTTOM DENIM PANTS ¥49,500 SUGARHILL
1950年代のバイカーやアーティストが愛用することで不良のアイコンとして認知された歴史があるオンブレシャツは、素材をオリジナル開発のレーヨン100%にすることで上品さをプラス。レーヨン素材特有の肌触りの良さと着用時のドレープ感も魅力だ。上のビジュアルのようにブルージーンズと合わせた無骨なスタイルはもちろん、スラックスに合わせてワンランク上のコーディネートを楽しむこともできる。
RAW-EDGE CANVAS DENIM JACKET TYPE3 ¥42,900、RAW-EDGE CANVAS DOUBLE KNEE PANTS ¥46,200 SUGARHILL
RAW-EDGE CANVAS DENIM JACKET TYPE3 ¥42,900、RAW-EDGE CANVAS DOUBLE KNEE PANTS ¥46,200 SUGARHILL
伝統的なトラッカージャケットとダブルニーパンツをキャンバス生地で再構築し、ほつれ加工で遊び心を演出したアイテムはカーキとオフホワイトがラインナップ。数十年前に完成されたオーセンティックなデザインも、素材を変えユニークな加工を施すことで他にはないルックスに変貌した。3rdタイプはファッションブランドがベースモデルに採用することが多く見受けられるが、〈シュガーヒル〉のアレンジは得意とするワークテイストとファッション要素のバランスが秀逸。国内の様々な工場と連携し、オリジナルのテキスタイルを製作する〈シュガーヒル〉だからこそ作ることのできるデザインと言っていいだろう。
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- 2023.06.09
SUGARHILL - 「今着られる」古き良きクラシック