Maison Margiela「5AC」シリーズからラージサイズの新作バッグが登場

Maison Margiela 5AC SHOPPING LARGE

Maison Margiela「5AC」シリーズからラージサイズの新作バッグが登場

2024年のトレンドである大容量のビッグトートは、〈Maison Margiela〉のミニマル&ラグジュアリーな逸品もおすすめ

流行に反したサイジングや、既成概念に捉われない前衛的な姿勢で数ある名作を生みだしてきた〈Maison Margiela(メゾン マルジェラ)〉。創業から30年以上経った現在でもカルト的な人気を持つ同ブランドだが、特にバッグに関しては幅広い層から支持されており、モード、スポーツ、カジュアルなどあらゆるスタイリングに対応できるところが、他ブランドとは一線を画すポイントだ。

本稿では〈メゾン マルジェラ〉が生み出してきた中でも特に人気の高い「5AC」シリーズの新作バッグをフィーチャー。「5AC」は創業デザイナーのMaison Margiela(メゾン マルジェラ)が2008年に引退後、後任デザイナーとして抜擢されたJohn Galliano(ジョン・ガリアーノ)が2016年春夏コレクション時に考案したシリーズとなる。フランス語でバッグを意味する「SAC」に由来する「5AC」は、毎シーズン異なる素材やサイズ、カラーで展開。同ブランドらしい大胆さと控えめなデザインが織りなす唯一無二のデザイン性で、あっという間に人気シリーズへと成長した。とはいえ、一部のファンにだけ支持されるコアなシリーズではなく、誰もが自分の日常的なスタイルに組み込みやすいベーシックな魅力も持っている点も大きな魅力と言えるだろう。

Maison Margiela 5AC SHOPPING LARGE 5AC SHOPPING LARGE ¥258,500 Maison Margiela
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「anonymity of a lining (ライニングの匿名性)」をコンセプトに誕生した「5AC」は、イタリアにある専用のアトリエにて職人がひとつひとつハンドメイドで製作するスタイルをとっている。これまでTATRAS CONCEPT STOREで取り扱いがあった「5AC」シリーズでは、上部のライニング部分が取り外しできる2WAY仕様になっており、サイズ感も比較的小さめでウィメンズ色が強い傾向があった。
今季新たに登場した5AC SHOPPING LARGEはブラックベージュの2カラー展開。本アイテムはライニング部分の取り外しができない代わりに、開け口を折りたたむことで異なる表情を楽しめる仕様となっている。また、今までジップだった部分はステッチが施されており、上質なカーフのグレイニーレザーとコットンのコントラストが映えるルックスに。大きなサイズ感からメンズ用に見えてしまうけれど、カレンダータグのナンバリングは「⑪」。ユニセックスアイテムであることを付け加えておきたい。
名だたるハイブランドがランウェイでビッグトートを発表し、大きなバッグが2024年のトレンドになっている。5AC SHOPPING LARGEは商品名に「LARGE」と付いているように、ノートPC程度の大きさであれば楽々と収納可能。この春は、オンとオフの垣根を超える〈メゾン マルジェラ〉の実用性の高いラージサイズのバッグで過ごしたい。