まずは〈タトラス〉屈指の大ヒットモデルDOMIZIANO ドミッツィアーノから。スッキリとしたフォルムと高い防寒性を兼ね備えたドミッツィアーノは、ダウンジャケット＝アウトドア系というイメージを覆した最初のアイテムのひとつ。「洗練されていながら暖かい」という共通の価値観を持つ〈タトラス〉のダウンジャケットの中でも、ビギナーから熱心なユーザーまでファンが多いところも特徴だ。
表側の生地には〈Loro Piana（ロロ・ピアーナ）〉社の特に上質な繊維で構成されるウール×シルク生地を使うことで、極上の手触りと品質を実現。カジュアルスタイルはもちろん、スーツ着用時にも合わせられるラグジュアリーダウンジャケットとして、長い間人気と売上のトップに立っている。

一方、ドミッツィアーノと同じ着丈に設定されたBORBORE ボルボレは、マットなナイロン素材、ウエストをやや絞ったボックスシルエットのコンビで〈タトラス〉らしいスタイリッシュなデザインに。ドミッツィアーノがシャープな輝きのシルバーファスナーであるのに対して、ボルボレはボディに合わせたマットな止水ファスナーテープ仕様を採用。オン・オフ問わず着用できるオールマイティーさと、テックウェアのように削ぎ落とした雰囲気もボルボレの特徴だ。

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シャイニー素材のロングセラー BELBO ベルボは、オフの日に着るダウンジャケットをお探しの方におすすめ。素材の両面にシレー加工を施すことで強めの光沢感を実現しながら、安っぽい乱反射を抑えることで高級感たっぷりの仕上がりになっている。
サイドに細かいステッチを入れることでシルエットに変化を持たせ、都会的でスタイリッシュな着こなしができるベルボは、きれいめからストリート系まで幅広いコーディネートで活躍してくれるはず。

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スタイリッシュなモード感を求めるのであればAGORDO アゴルドもおすすめ。上質なウール素材で落ち着いた印象を作りながら、スポーツウェアやアウトドアのシェルパーカーなどで採用される止水ファスナーが機能性をアピール。着丈はドミッツィアーノに比べて3cmほど短いため、カジュアルアップを狙うダウンジャケットとして最適な一着だ。
エレガントとスポーティーを両方楽しめるアゴルドは色によって大きく印象を変える点もポイント。ベージュは柔らかい大人っぽさを演出し、ブラックはソリッドなモード感を楽しむことができる。

FONDO フォンドはミリタリーの傑作であるN-3Bを〈タトラス〉流にアレンジした一着。袖ポケットやチェストポケット、げたボタンなどN-3B型が持つ特徴的なディテールを採り入れながら、袖は少しスリムにすることで野暮ったさを排除している。また、ウエストにセットされたコードでシルエットを変更できるなど、痒い所に手が届く気配りも嬉しい。「デザインは好きだけどシルエットが合わない」というミリタリー特有の悩みを解決したフォンドで、タフでエレガントな着こなしを楽しみたい。

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最後に紹介するGESSO ジェッソは〈タトラス〉定番のタイトシルエットダウンジャケット。ウエストをいやらしくならない程度にシェイプし、着丈はアクティブにも着用できるようやや短めに設定。さらにボリュームを抑えるブロック型のダウンステッチが着ぶくれを防ぎ、いつでもスタイリッシュに着こなせる。タイトなシルエットだと防寒性が気になるが、品質の高いホワイトグースをたっぷりと使用することで細身でも充分暖かいところも〈タトラス〉ならでは。ナイロン生地に特殊なコーディングを施すことで摩擦音を軽減している点も魅力だ。

本稿で紹介したダウンジャケットは、いずれも〈タトラス〉の中で幅広い層から支持されるロングセラーモデル。完成されたデザインと高い品質、ぶれないスタイルを持つ6モデルの中から、流行に左右されずに長く着用できるあなたにぴったりの定番ダウンジャケットを見つけてほしい。なお、本稿で紹介した以外にも様々なダウンジャケットがラインナップしているので、気になる方は以下のリンクからチェックしてみよう。

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