TCS's Picks Vol.3

-コーチジャケット-

ファッションに求めるものは、多様化した現代に合わせるように様々。
ここではトレンドや実用性などあらゆる角度から、TATRAS CONCEPT STOREのイチ押しをピックアップ。
“今どき”が手に入る逸品をご紹介します。

今、再びコーチジャケットが熱い! だからこそ個性を

スポーティだけど、襟付き、そして腰下レングスとあって、比較的大人見えすると、ここ数年人気を集め続けてきたコーチジャケット。アメカジ人気が再燃する中、一層の注目を集めるアイテムになっています。

昨今のアメカジ人気は、いわゆるモダナイズされたものではなく、90年代リバイバルを受けて昔ながらのスタイルが主役に。ヴィンテージの501®やレッドウィング、カウチンニットといった、懐かしのアイテムに再び熱視線が注がれているってわけです。今や定番化したコーチジャケットも、そもそもはそんなアイテムの一つ。つまり、買うなら今がベストタイミングってことです。

とは言え、あまりにベーシックなアイテムなので、差をつけるならひとヒネリ欲しいところ。そこで今回ピックしたのが、〈FUMITO GANRYU(フミト ガンリュウ)〈RICK OWENS -DRKSHDW-(リック・オウエンス ダークシャドウ)の2着。前者は、派手色のファーをあしらいスポーティなコーチジャケットを色気のある顔つきに。後者は、一見ベーシックながら、ブランドのアイコンであるドローストリングで個性をひと差し。と言いつつも、両者ともにベーシックカラーなので、着回ししやすかったりするんですけどね。

ライトベージュのボディに対して、あまりにギャップがあり過ぎるファー。しかも、ビビッドなイエローというトリッキーな配色。巷のコーチジャケットと差別化するには、これ以上ない1着です。どうしてもスポーティになりがちなコーチジャケットも、これならセクシーかつゴージャスな雰囲気。一方で、裏地は総メッシュ、そして脇下から裾まで伸びるジップを開けるとベンチレーションが現れるなど、機能はコーチジャケットらしくスポーティです。

ブラック一色のナイロン製。一見するとベーシックなコーチジャケットに見えます。ところが、向かって右の裾にご注目。ここお馴染みのドローストリングが。これ1本でスポーツ転じてモードな印象に一変します。こんな1着なら、スラックスとで大人に着こなすことができそうです。光沢感のあるナイロンは薄手とあって、実に軽い着心地に。それでいて中綿入りなので保温性も備えています。そう、意外に実用的なんです。

TATRAS CONCEPT STORE

STAFF

Photography:Toyoaki Masuda

Text:Masafumi Yasuoka