お正月気分を盛り上げる名脇役!

どんなインテリアにも馴染む“お正月飾り”を作ってもらいました

12月19日(土)に、ついにTATRAS CONCEPT STORE 青山店がリニューアルオープンしました。
その1Fエントランスから入ってすぐに目に留まる、TCSコンセプトカラーで表現されたフラワーディスプレイ。
真冬の最中ではありますが、そこだけパッと春の日差しが射し込んでいるかのような心癒される空間となっています。
そのディスプレイを制作して頂いたのが、今回ご紹介する“Camille”の野村ミレーナさん。
そして更に、お正月飾りも特別に作って頂きました!
「そんなの田舎の実家でしか飾らないよ〜」という貴方。
ミレーナさん作のこちらは、イマドキなインテリアにだって全く違和感を感じさせません。
新たな1年を迎えるのにあたって、今一度日本ならではの文化を見つめ直してみませんか?

ー花の魅力は誰もが知るところー

もしこの世に花がなかったら、それはそれは寂しい世界になっていたのではないでしょうか?
私たちの生活の至る所に存在し、感性を豊かに彩ってくれる花。
桜(お花見)やガーデニング、アロマやパフューム、お茶やスイーツ、ファッションやインテリアにおけるフラワーモチーフ。
特に人生における一大事にはマストな存在であるように思います。
ウェディングのブーケであったり、お祝いであったり、記念日の贈り物であったり…
そんな花を日常でも楽しんで欲しい、それが今回ご紹介するミレーナさんからのメッセージ。
という事で、ミレーナさんのスタジオ“Camille”へお邪魔して色々とお話を伺って来ました。
インダストリアルな空間に色鮮やかな花のコントラストがとってもステキで居心地の良い空間でした。

ーディスプレイのオーダー内容は「とにかく華やかに!」ー

ミレーナさんの特徴は鮮やかな色彩感覚と洗練された造形。
フローリストというより“花を扱う美術さん”というイメージです。
今回ディスプレイを制作して頂くにあたってのテーマは、TSCのコンセプトカラーである“ネイビー&イエロー”。
ミレーナさんから「ハンガーボックス内をネイビーのシートで覆い、黄色い生花をメインに枠を作るのはどうですか?」とご提案頂きました。
結果として、ミモザをはじめ春を感じさせる生花とドライフラワーで埋め尽くされた圧巻のフォトジェニックな空間が完成!
こちらのディスプレイは12月30日までとなっておりますので、ぜひ年内にご来店ください!
花っていいな〜と実感して頂ける事と思います。

ー日本の若い子にも、お花屋さんの仕事に興味を持って欲しいー

武蔵野美術大学在学中にモデルの仕事を経験し、卒業後はアイルランドの大学院へ。
その修士の過程で、一時インターンでサンディエゴへ。
ファッションが大好きだったミレーナさんは帰国後、語学力を活かして外資系のアパレルでプレス職に。
その後数社で働く中で、元々生け花をやっていたこともあり、展示会や撮影でフラワーディスプレイをする機会があったそう。
そこでの評判が良かったこともあり、やり甲斐を感じたミレーナさんは「お花を扱う仕事をしよう!」と思い立ちます。
その後お花屋さんのアルバイトやフローリストのアシスタントを経験する中で、日本の師弟関係に疑問を持ちました。
そして何年もかけての修行という時間を短縮するために、イギリスへ留学。
「日本のお花屋さんって大変そうというイメージが強いじゃないですか? でもイギリスのフローリストはオシャレで華やかな人が多かったんです。こんなにキレイなモノを扱ってるのに、何で汚い格好しなきゃいけないの? という。フラワーアレンジに対しても、キレイに見えて、その場にいる人がハッピーになればOKといった考え方。そんな感覚を日本に持って帰りたいなって思いました。」
確かに今でこそ脚光を浴びるフローリストも存在しますが、まだまだクリエイターとして憧れられるイメージは少ないのが日本。
「ファッション業界におけるPRになりたいみたいな感覚で、フローリストになりたい、って思ってもらえる職業になれば良いなって」
そんな思いが強くなり、イギリスから帰国。
しばらく花に関わる仕事に携わり、Camilleとして独立したのは昨年の11月。
今後の活躍が楽しみです!

ーフローリストが作るお正月飾りー

門松、しめ飾り、鏡餅が昔ながらの正月飾り3点セット。
とは言え、今時オールドスクールそのままに実行する人は少ないのではないでしょうか?
時代や生活様式が変化するにつれ、こういった伝統的な文化が廃れて行くのは致し方ないとしても、何かお正月らしさがあった方が新年を迎える気分も盛り上がるのでは?
場所を気にせず飾れて、お正月感もありながら今の時代にスッと馴染む。
そんなしめ飾りを材料はそのままに、ミレーナさんならではの感性でアレンジして頂きました。
Sサイズ、Mサイズ、Lサイズとありますので、ぜひこの機会にお気に入りを見つけて頂ければと思います。

STAFF

Edit & Text by TETSUO KITAHARA